2024/01/07 21:53
こんばんは。
今日から2024年日ヨリオープン致しました。
セールも福袋もお得なことなんて何もやっていない場所に果たしてお客様は来てくださるのか・・・。
と不安でドキドキしていましたが、午前も午後も変わらずご来店くださりホッとひと安心。
用意していた『ひと言みくじ』にみなさん「思ってたのと違う!」と楽しんで下さって「福をありがとう」とも
おっしゃて下さり嬉しかったです。
お客様によっては、「当たってる・・・」猫と一緒に住まれてる仕事仲間のサヨちゃんは「猫吉ー」と笑ってました。
この反応、私が欲しかったやつでした。
青星さんの『ガレットブルトンヌ』も興味津々で3種類全部や、「どれにするー?と」お気に入りの味を見つけられたりと
美味しいものには皆さん目がないですよね。
明日もご用意ありますよ。
年始最初の企画展は『ヴィンテージのある暮らし展』
ヨーロッパのスクールチェアや、ラグ、オランダ軍の寝巻きやフィッシャーマンセーターなどヴィンテージ好きにはそそられる物
ばかりだと思います。
私自身ヴィンテージ家具が特に好きなのですが、暮らしの中にたくさん取り入れてるという事でなく、照明スタンドや
椅子や鏡などを一点ずつ取り入れたりしています。
一人暮らしの時に少しずつ集めたものでした。
主人と結婚し、嫁いだ時には集めた家具が合うのかな・・・と思っていましたが何のその。
お互いに何も処分することはありませんでした。
結婚後に住んだその家は、4年前に息子の出産を機にリフォームしましたが主人のおばあちゃんの家に住まわせてもらっていました。
リフォーム前は、昭和の雰囲気漂う木の温もりや縁側がある居心地の良い和の空間でした。
最初に訪ねた時に、玄関に煌々と光る2つの吹きガラスの照明が出迎えてくれおばあちゃんのセンスを感じたように思い、とても印象的でした。
リフォーム後の家には合わせる場所はなかったのですが、<処分する>なんていう考えはなかったのでその照明は今、店のカウンターの上に輝いてます。
ヴィンテージとは、そうやって場所や持ち主を変えても受け継がれていく「代わりのないもの」だと言うことです。
私たちの持ち物も、未来にはヴィンテージとして扱われるのかも知れませんよ。

暮らしと手仕事の店/日ヨリ
店主 1/7(日)