2024/01/09 21:36

こんばんは

今日は、昨日インスタグラムで告知をした石川県能登半島で震災された方への支援物資を募る日でした。
昨日の告知にしたにも関わらずたくさんの方が物資を提供してくださいました。
朝からキャリーケースやリュックの中に物資を入れて持ってきてくださったり、お孫さんと一緒にたくさんの衛生用品をお持ちくださっとりと、皆さんの思いやりや優しさに触れた温かな1日でした。

ですが、今回私自身初めて支援物資を買い送るという体験をしました。
災害報道があるたびに支援物資提供のニュースが流れ、これが足りない、あれがありすぎるなど私にとってはテレビの奥の遠い存在でした。
ただ今回は、お世話になっている山燕庵の玄米甘酒の玄米を作っている農家さんが被災され一番ひどい地域にお住まいだったこともあり、
これは何かせねば!と被災のニュースを見るたびに考えていました。

ですが個人でどの住所に誰に送っていいのかもわからない、ましてや何が必要なのかもわからない時に不必要なものを送るのも違うと悶々とする日々。
送るならきちんと必要な方のもとへ必要な物を届けたい。
これがとてもとても難しくハードルの高いことでした。

そのハードルを超えてくださった方が、山燕庵さんの農家さんがいらっしゃる志賀町へのルートを確保してくださって支援物資を募る投稿を見て「いまだ!」と思いました。
すぐに詳細を教えて欲しいと山燕庵さんへメッセージをしましたが、すぐに私一人でこんなにも集められるのかな・・・と自分の考えの浅はかさにも直面しました。
ですがやってみないと分からない。
1、2箱だけでもいいですか?と弱気なメッセージを送り、物資へ買いにスーパーへ。
そこにタイミングよく登場したのが、実店舗の相方ナカエの服でした。
「私も物資買いに来た」と言ってくれ、ほっと一安心。

けれど物資リスト内のものでも「ガムテープってどのガムテープがいいのかな?」とか悩んでしまう。
いやいやとりあえず強度のあるものを買おう。と初めてのおつかい状態で買い物をしました。

それは、今回持ってきてくださった方も仰っていました。
「本当はこれもいるんじゃないのかな?とか思ったけど、リストに載ってないからやめといた」
「不必要なものだったら申し訳ないから」など
報道でなされている「これがあるといいですよ」は、支援物資を送る場所で変わるものなんだと体験してわかる事でした。

さらに送り方にも配慮がいることを40代で初めて知りました
「送るときは段ボールの側面4箇所にも何が入っているのか書かく」

送った後、また送る先のことを丁寧に考えてどう送れば送り先の人が効率よくそして困らないかを考えていかなければならないことも知る事ができました。

何ができるのかは、人それぞれだと思います。
タイミングもあります。

ただ考えて行動することはとても大切で大事なことだと改めて感じました。

支援は継続してこそだとも考えます。
次はどんなことができるのか、また考えてみたいと思います。




石川県能登半島志賀町
この風景をもう一度

暮らしと手仕事の店/日ヨリ
店主 1/9(火)