2024/01/10 20:33

こんばんは。


今日は、息子との話を書こうと思います。
以前から触れている通り、息子はダウン症を持つ4歳の男の子です。
やはり他の子よりは、発語も遅くコミュニケーションも少しずつ会得していく様な子育てです。
最初は「成長がゆっくりなので」と言う言葉にあまりピンと来ていませんでした。
なんせ子育て初心者だったもので、何が早くて何が遅いかなんて息子以外の子供を見るまでは分かりませんでした。
それまでは、ダウン症のお子さんたちしかみてなかったと言うのもあります。

何歳児検診とかで初めて、健常の子はもう歩いたりするんだーと、目の当たりにする日々でした。
療育園から幼稚園に入園んしてからもお友達を見て、しゃべってるやん!そんな文章まで!と圧倒される親・・・。

息子も最初の頃は、泣いてばかりで出来ないことばかりで、楽しいのかな・・・なんて意外にも後ろ向きになることも。

ですが、夏休みを終えて2学期に入る頃には「しぇんしぇい」とか「たった(楽しい)」とか言う様にもなり、幼稚園すげー
子供同士ってすげーと感動しきりの毎日に!

3学期に入る今は、友達の名前を少しづつ言えたり、「てつだって」「あーけーてー」「よーぎゅるとちょーらい」まで言えるように成長しました。
今日も夫と息子三人で、療育や私の仕事で商品を取りに行ったりした際も、人見知りすることなく「びゃいびゃい(バイバイ)」と何故か後ろを向きながら手を振っていたりと、男前な仕草になってきました。

息子の周りや、私たち家族の周りには障がい関係なく見守ってくださっている方がたくさんいる事に感謝と運の良さを感じています。

発達のスピードやコミュニケーションを育むことは、環境の影響も少なからずあるんだなと晩ごはんに夫と話していて感じました。
地域の幼稚園でのびのびと学ばせてもらっている息子は、今積極性を出そうとしています。
子供らしさはその子次第だと思いますが、自分が何をしたいのか、したくないのかを伝えれたらまたコミュニケーションは変化するのではないのかなと感じています。

幼稚園はまだ始まったばかりだけどもう春には年中さん。
遅いようで早い年月に、我が家はどんな選択をしていくのか考えていく毎日です。


いつかの能瀬

暮らしと手仕事の店/日ヨリ
店主 1/10(水)