2024/01/16 20:22

こんばんは。


毎年冬の時期になると、シガセイサクショさんの『よもぎ温湿布』を求めてご来店頂くご婦人のお客様がいらっしゃいます。
2年前に娘さんから母の日に、よもぎ温湿布を贈られてから病みつきになり日ヨリへ温湿布を求めて、お一人でふらりと訪ねてくださってからのお付き合いでした。

去年の年末あたりから、そういえばおのお客様いらっしゃらないな・・・と思ってはいたものの温湿布が完売して
追加注文もできていませんでした。

そんな今日、午前中ふらりとご婦人お二人が訪ねてきていらっしゃり窓越しに「あ!あのお客様だ!」と笑顔で迎えたすぐ後に
「あ!温湿布欠品してるー」と思い出し、わざわざ訪ねてくださったのに申し訳ない思いでした。
そのお客様のご自宅は、バスを乗り継いで来て頂く場所にあるのでわざわざ出向いてくださったのにも関わらずで、
心の中で「私のばかやろー!!」と叫んでました。

申し訳ないです・・・とお伝えしていたら「でもちょっと見ていくわ」とお連れのご婦人と店内を見て頂き、昨日に引き続きですが
調味料座談会に興味津々なご様子。

特にヤンニョンに、お連れの方も反応されて「毎朝納豆を食べるの。トーストに納豆とヤンニョン一緒につけたらどうかしら」と
「最高じゃないですか!」温湿布のお客様も「私もこれ気になるから買っていくわ」と楽しそうにお二人一緒なものを
買って行かれました。

お連れの方は「今日いいところを紹介してくれたから、私車で送っていくわ」とウキウキ。

失礼な話、運転免許をお持ちでないのかなと勝手に妄想していたのでこの発言にはビックリしました。
年齢を重ねても、アクティブに行動や発言ができることはとても素敵なことだなぁと感じました。

そして、日ヨリに毎年これを買いに行くと決めて頂いているお客様が一人でもいる事にこの上ない喜びも感じた日でした。

お店を営んでいるものとして、お客様がワクワクしたり、ときめいたりしているのを見ると1日でも長く続けて行かなければとも
考えます。

ここに来たら何かがある、素敵なものと出会える。
何をどれだけ売ったかではなく
どんな風にどんな気持ちで買っていってくださったか、そして楽しんでくださったのかを探究していきたいです。
日々是精進ですね!

水曜日は日ヨリ定休日です。
木曜日はどんなお客様に会えるのか今からワクワクします。



暮らしと手仕事の店/日ヨリ
店主 1/16(火)